Apache設定の続き/CGI/一般ユーザのディレクトリ公開

前回ApacheでHTTPサーバを立てることができたので今回はその続きで、CGIを使用可能にし、一般ユーザのディレクトリを公開できるように設定します。

まずはSELinuxの設定
システム→管理→SELinux Managementを起動して
BooleanのHTTPD Serviceの中の項目

にチェックが入っていることを確認。

次に設定ファイル/etc/httpd/conf/httpd.confの設定
cgiを動作するようにするには使用したいディレクトリのディレクティブで

Options ExecCGI

拡張子に関連付けるために

AddHandler .cgi .pl

を記述。(これで.cgi と .plのファイルがCGIとして認識される)

ユーザごとのディレクトリを公開するためには、
セクションの中の

UserDir disable

UserDir public_html

に変更。
これでhttp://(ホスト名)/~(ユーザ名)でアクセスできるようになります。

また、cgiスクリプトを置く時の注意点として、置くディレクトリの書き込み権限を自分だけにしておき、CGIスクリプトの実行権限を自分だけにしておかないと、Fedora7にデフォルトでインストールされているsuEXECのせいで実行できないようです。